２００７年の１２月上旬に発売されたと言う、プリンストンテクノロジーのPCA-MTV。
[http://www.princeton.co.jp/product/pc/pcamtv.html]
小さな黒いボディの、まあいかにも外部接続物と言った感じのもの。
普通のUSB接続のテレビ・ビデオキャプチャなら「こういうものがあるんだな」と思うだけなんですが、
このサイトで取り上げる理由「メッセンジャー」が絡む為にこうして購入してきました。
そう、これは売り文句でもあるように「メッセンジャーを通じてテレビを視聴できる」そうなんです。
まあそんな感じで買ってきて、知り合いに協力してもらいつつ試してみました。
カメラと違ってキャプチャのユニットだから大きさとか関係ないんでしょうけど、
まあ一応、というか…それっぽく比較しておきます。
USB接続なユニットですし、重さはほどほどというか、こんなもんって感じです。
で、縦横は漫画単行本よりも何回りか小さいサイズ。
厚みは普通単行本二冊くらいで、ユン…よりもちょっと分厚いサイズです。
お値段はヨドバシカメラで購入して9000円程度。
通販となるともう少し値段がかさむかもしれません。
ただ、地上デジタルには対応してないんで、テレビ放映を見るのは後何年かと割り切る必要があるかと思います。
一応コンポジット接続（ビデオ端子）＋S端子があるんで、そっち用のキャプチャとしても使えるでしょうけどね。
[http://www.princeton.co.jp/product/pc/pcamtv.html]
面倒なんで公式ページ見てください。
……というわけにもいきませね。
一応ついている端子は
入力に「F型アナログテレビ端子」「コンポジット入力端子（映像、音声ステレオ）」「Sビデオ端子」
そして出力として3.5ミリのステレオピンジャックもついています。
解像度は「720×480」「640×480」「352×240」「320×240」
……本当に公式見た方が早いですね。
USB2.0接続で値段考えればまあお手ごろなモノだと思います。
あくまで思うだけで他のと比べてどうだかは知りません。
で、これの一番の（かはわかりませんけど）売り文句がメッセンジャーを通じてテレビが見れるという事です。
メッセンジャーを利用するからか、何処ぞのWebカメラのように、受信側にも専用ソフトが必要だ、ってことは無いそうで。
（ある意味メッセンジャーがその専用ソフトなんでしょうけど）
メッセンジャーと言っても、Windows Live メッセンジャーの事なんですが、
PCA-MTVをインストールすると、WLMのプラグインとして動作（連動？）するM-TVプラグインがあり、
それを設定に従って有効にすると、メッセンジャーのウィンドウの映像通話を通じてテレビが見れるというわけです。
実際見るには、受信側がメッセージでコマンドを送信すれば自動的に映像通話が開始され、そこにテレビ画面が表示されました。
公式ページにも書いてあるように、コマンドによってチャンネルが変えられたり映像を切り替える事ができるわけですが、
今表示しているチャンネルがわからないのが、ちょっとだけ困りますね。
あと送信側のPCの電源を切る事のできるコマンドもイタズラされたらまずそうで。
（そんな事する相手にはそもそも見せるようなマネしないとは思いますけどね）
まあともかく、いろいろな活用法が考えられそうな気はします。
ビデオ側にテレビ接続してあれこれしたり、S端子側に監視カメラみたいなの接続したりとか。
さすがにメッセンジャー利用しての配信だと少しカクつくとかもあるそうですが、
（回線の都合もあるのかもしれん）
遠距離の知り合いとのコミュニケーションに使うとか、そういうのにも面白いんじゃないかなあと。
海外の相手に日本のテレビを見せるとか、そんな事もやろうとすればできるはずです。
（コマンド教えないといけないですが）
しかしまー、キャプチャ用の機器もほんと安くなったもので。
本体インストール時に都合２回も再起動する羽目になりましたが。
まあ面白いような気もするし、それでいいかなあ。
……あ、これって多数で視聴ってどうなんだろ。
誰か試す相手プリーズ
【バカは勝手な事を言った】