ChatSecureの使い方：４～６

　Chatsecureのホームというか、通常の画面では左側に接続状態が表示されてる以外だとチャットの状態などが表示され、誰とも会話してない（すべてのセッションを終了するのを選択した時など）には、こんな風に「チャットなし」と表示されると思います。

　前述のように誰かをリストに追加した直後などは、その相手が表示されているのですが、そうでなければ多分こんな表示のままです。
この状態で画面をタップすると、右上の＋から「新しいチャット」を選択したのと同じ事になり、新たにチャットを開始できます。

　（この辺りはうまく訳せてないのか）上部に「Select contact(s) to invite（コンタクト（複数可）を選択して招待）」と書かれてるように、この画面で相手をタップすればチャット画面に切り替わり、会話ができます

　チャット方法はまあ、前述でもあるように、下の入力欄にメッセージを入力して右隅っこにある送信ボタン（「＞」みたいな奴）を押してそれで会話し合えばいいわけです。テキストの会話は。

　表示はスマホアプリとかではおなじみな感じの互いのメッセージが交互に表示されるタイプのものです。

　左隅っこにあるクリップのアイコンを押すと、下に新たな表示が出ます（もう一回押すと閉じます、というか消えますけど）
左から、「メッセージの録音（をしてそれを送信）」、「写真（画像）を選択（して送信）」、「カメラで撮影（したものを送信）」、「ファイル転送」と、Chatsecureはテキストメッセージ以外のこともできます。
スタンプみたいな機能だけは無いですけどね。

　ただ、これらの機能は相手もChatsecureを使っていなければ表示できなかったり使えなかったり届かなかったりもします。
（XMPPは様々なソフトから利用できる、いわば電子メールみたいなものの為）

　~~これらの使い方については省略。~~

■一応テキストメッセージ以外の機能についての追記。

　上記にあるように、左にあるクリップなアイコンでテキスト以外のメッセージも一応送れます。
とはいっても、同じChatsecure（クライアント）を使っていないと表示できなかったりする事もあるので、あくまでこういうこともできますよという一例です。

　一番左のマイクっぽいアイコンで、音を録音してメッセージに添付できます。
まあとにかく、録音した声を送る事ができるわけです。

　録音の方法については、見てのとおりで、
　丸ボタンで録音、三角で再生というそのままのものです。

　それで、録音中はこんな感じに表示されます。

　録音したものは再生して確認することもできるので、それで破棄するかどうかを選択できます。
ここで「完了」を押せば相手に録音したものを送ることができるわけです。

多分こんな感じで表示されるかな。そして押せば再生される、と。

　次に、絵画っぽいアイコンで画像を選択して添付できます。

　まあこんな感じでどれから画像選ぶか表示される事もあると思うので、とにかくどれかを選びます。
（仮想環境でなので、まあ妙な表示ではありますが）

　画像を選択。

　選んだ画像がこんな風にメッセージに添付されるはずです。多分。

　カメラのアイコンで、カメラを使ってそのまま撮影したものを添付する事もできます。

　真ん中のとこの丸ボタンで撮影、左のバツボタンで撮影画面を終了できます。

右のアイコンを押すと、細かな設定とかができます。

で、真ん中右のとこでカメラの切り替え。

　左を押すとさらにオプション設定、と。

　この左の奴で場所情報についての設定が切り替わるかなと。この辺りはご自由に。

　右の時計っぽい感じのでカウントダウンタイマー設定。

　ここで秒数を設定すると、撮影ボタンを押して設定した秒数の後に撮影がされます。

ここもまあ個人の自由で。

　撮影したら、右のチェックなアイコン押して相手にその撮影した画像が送信できるはずです。
真ん中ので破棄して再度撮影画面に。左で撮影自体終了します。

　一番右ので、ファイル転送だの最近ダウンロードしたファイルとかが表示できる、のかなあと。
この辺りは面倒なので適当にいじってくださいな。

ロクな説明もないですが、まあ直感的にわかるかなと思います。

　このチャット画面の右上の方を押せば、こんな風な選択が出たりするかなと思います。これらもまあ書かれてる通りです。
「チャット終了」を選べば、チャットのセッションを終了し、今まで話した内容やメディア（画像やら音声やら）が削除され、ホームのとこにも表示されなくなります。
これはまあお好きなようにと。

「シャットダウン～」もそのままChatsecureを終了してXMPPの接続からもログアウトします。
他の画面からででも出来ますが、もし会話を終えてそのままアプリを終わらせたい時などに。

　またこれでひとくぎり。

　一応の使い方は前述までの通りですが、Chatsecureの細かい設定やら何やらについても一応わかる範囲でコメントとか書いて触れておきます。

■メイン画面

　上記のようにXMPPアカウントで接続し、それからChatsecureを起動すると多分こういう画面で起動するようになるかと思います。
（誰とも話してない場合は「チャットなし」と表示されるかと）
最近話した（もしくはメッセージを受信した）相手がリスト表示されているので、すぐに話したい相手を選択すればその相手とのチャット画面に移ります。
（相手がアバター…画像などの設定をしていればアイコンとしてその画像が表示され、していなければ多分アカウント名の頭文字がアイコン表示されているはずです）
……と、幾分説明が被ってますが、一応書いておきます。

　この画面から他の画面に切り替えるには、
まず左上の「三」みたいなとこを押すと、接続している（設定している）自分のXMPPアカウントがスライドして表示されるはずです。

　Chatsecureは同時に複数のアカウントで接続する事ができ、接続しているアカウントは青く表示されます。

　まあこんな感じで。
同時にいくつも接続できるからとはいえ、あまりあれこれ切り替えたりするのも面倒だと思うので、そういう事もできる程度を覚えておけばいいかもしれません。

　この「アカウントを追加」というので、前にとこに書いた「Google アカウント」とかそういうのの画面に切り替わるので、左に画面をスワイプして「既存のアカウント」から既にあるアカウントを追加できるわけです。
もう一回左にやれば「新しいアカウント」からもアカウント作成はできますけどね。

　そして、右上の方の「＋」を選んだ後の、「新しいチャット」ではチャットする相手を選んでチャットを開始し、
「連絡先を追加」でリスト追加をする、というのは前述の説明通りです。

「グループチャット」というのは、名前通りの複数人とのチャット。カンファレンスとか呼ばれたりする多人数チャットのことになります。

　その「部屋」で使うニックネーム、部屋名、グループチャットをするサーバ名…と、いわばIRCのチャットみたいに設定して、部屋を作成（もしくは入室）する事になります。
既に存在する部屋を使うという場合であれば、その部屋の名前とサーバ名を入力すればいいわけです。
ただXMPPの場合、IRCのように誰もいなくなった部屋がそのまま消えたりする事はない（ような設定がデフォルトっぽい）ので、むやみやたらに部屋を作ったりするのは禁物です。

　まあ、よくわかんなければ触れないで、そのまま気にしないでいましょう。

　んで、右上の「：」みたいな奴は、「設定」だとかが表示されるかと。
「設定」を選べば、Chatsecureの設定を変更したりする画面に移ります。細かい事は別の項目で。
「キー同期～」は……よくわかりません。別に触れなくて問題ないっぽいので、わかったら後々。
「シャットダウン＆ロック」は前述と同じ。Chatsecureを終了して、XMPPの接続からもログアウトもします。
（これを選択しなければ接続したままなので、まあこの辺りはお好みで、って感じです）

■アカウント画面（接続設定）

　自分のXMPPアカウントを選択したりすると、こんな風な画面になるかと思います。
うまく説明できませんが、とにかくこういうのになったのを前提に話進めます。

　接続している状態では、「ログアウト」する為のボタンが赤く表示されており、逆に接続していない状態では「ログイン」する為のボタンが緑で表示されるはずです。
ともかくこれでログインしたりログアウトしたりします。

　右上の「アカウント削除」で「今画面に表示されているいるXMPPアカウントの設定をChatsecureから削除します」。
あくまで「Chatsecureから設定を削除する」のであり、登録したサーバーから消えるわけではないのでご注意ください。
あと、押したら警告などもなくあっさり消されるので、本当にその点はご注意を。

　「アカウントの詳細設定」は、XMPPサーバに接続する際の細かな設定を変更したりできます。

■アカウントの詳細設定

　ふつーに使う分にはそのままで大丈夫なんですが、それでも一応。わかんなければ無視してください。

「XMPPリソース」は、接続する際のリソース名を変更できます。優先度についても書かれている通り。
サーバポートや接続サーバもわかなければ特に弄る必要もなし。わかるならわかるなりに弄ってください。

「暗号化と匿名性」も書かれている通りです。ほんとにわからないならそのままで十分です。

　「あなたのフィンガープリント表示」で、QRコードアプリを使用して、あなたのXMPPアカウントとフィンガープリント（ハッシュ値）のバーコードを表示してくれます。
もしバーコードアプリをインストールしていなければ、インストールしろと言われて、「はい」を選べばアプリのページに飛ばされます。この辺りは省略。

こんな風に表示されるQRコードをChatsecureで会話をしたい相手に見せたりして、「連絡先を追加」の所の「QRをスキャン」で読み取って貰って追加してもらったり、確認してもらえばいいはずです。多分。
（一応このコードもテスト用アカウントのだけど、読み取れる…のかなあ？）

■新しいチャット（及びに暗号化チャットについて）

　新しくチャットする方法については前に書かれた方法の通りですが、より細かく。

右上の＋があるアイコンで「連絡先を追加」の画面へ。
虫眼鏡のアイコンで、連絡先の検索が出来ます（連絡先が何人かいる状態で何か文字を入力したりすればわかるかなと）

暗号化会話が出来る相手には、多分こういう風な鍵のアイコンが右端に表示されると思います。多分メイン画面でも
（暗号化会話には接続先を「検証」する必要があるのですが、検証してない場合は「？」マークがつく、っぽい）

その相手とのチャット画面ででも、暗号化会話ができるような表示になっています。

　んで、QRスキャンして追加したりしたなら、また違うのかもしれませんが、ただ追加した相手との場合はこんな感じにアイコンが表示されてるわけで、そこを押せば暗号化の設定とかそーいうのができます。

「あなたの～」はアカウントのとこに書いたようにQRコードで表示し、「暗号化を停止」は暗号化自体をせずにそのまま会話をするようにします。
（XMPP自体がSSL接続などに対応していて、普通の会話だけででも安全な方ではあると思います）

ちなみに、暗号化してない会話はこんなアイコンが右上のとこに表示されます。

　「連絡先を検証」で、フィンガープリント（暗号化鍵のハッシュ値）が表示されます。
相手がChatsecureユーザーであり、QRを表示できる環境でならコードを表示して「QRをスキャン」をすれば楽かもしれません。
そうでない場合は、何かしらの方法で確認するとかして、「手動」を選択すれば検証は終わり、暗号化会話が開始されます。

　「質問」を選ぶと、なんか質問してそれで相手が信頼できるかどうかを確認できるっぽいんですが、どーも同じクライアントというかアプリ使ってないとうまく確認できないので、よくわかりません。
これで相手が信頼できるか確認するのも一つの手段としてありますよ、と。一応。

　まあ、こんな感じで右上に表示はされるかなと。

この状態で選んだ時に出る「プロフィール～」で、またハッシュ値が確認できたりするので、もしもう一度というときはそれを。
あとは見ての通り。

　あとのメッセージ機能については後ほど。書ければいいかなあ

■設定
Chatsecureメインの画面の右上のとこから行く「設定」のこと。

　大抵は書いてある通りでしょうけど、それでも一応。

■セキュリティおよびプライバシー

「Chat Encryption」。チャット暗号化の設定です。
自動的に暗号化会話するようにするのか、そうでないのかという。通常では「自動的に～」なので、このままで問題はありません。

「Tor～」は、書かれている通りです。
うっかりリンクを踏んだ為に情報が漏れる可能性などもあるので、多分Tor接続時には即座にアクセスできないようになっているんでしょう。

■ユーザーインターフェース
「言語」。そのままChatsecureのUIの言語です。普通に日本語環境で使ってるなら日本語で表示されてるかなと。
でも、たまーに画面の切り替えの際に英語になっちゃったりする時があるので、そういう時は一旦アプリを閉じたりすると直るかもしれません。

「ダークのテーマを使用」。通常では真っ白い画面ですが、これにチェック入れると暗くダークな感じになります。

　まあこれはお好みで、って感じで。

「背景画像」。画面の背景に画像を設定します。これも好みで。

「安全でないメディアの削除」。もう大体書かれてる通りですので、変にファイル削除したくない場合は弄らないように。

■その他チューニング
「Chatsecureを自動的に開始する」。
スマホ等を起動した際に勝手に接続されたりしたら困る場合はチェックを外しましょう。

「フォアグランド～」
「ハートビート間隔」
ここら辺は書いてある通り。よほどの事が無い限りはそのまま弄らずにいましょう。

「オフラインの連絡先を表示しない」
新しいチャットをする場合など、通常ではオフラインの相手もそのまま表示されますが、コレにチェック入れれば表示されなくなる、はずです。
オンラインの相手からできるだけ早く返事を貰いたい場合などに

■通知設定
この辺も書かれてる通りなので、適当に弄りたい場合はいじってくださいなと。